Muumimuseo
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コレクション

タンペレ美術館ムーミン谷コレクション

トーベ・ヤンソンとパートナーでグラフィックアーティストのトゥーリッキ・ピエティラがタンペレ美術館に最初の寄贈を行ったのは1986年のこと。このコレクションの中には1009点の作品と38点の立体模型がありました。コレクションは美術館のムーミン展で展示していたムーミン本やその他のトーベ・ヤンソンの本の挿絵の原画やスケッチでもありました。立体模型はヤンソンとトゥーリッキ・ピエティラと二人の友人で医師のペンッティ・エイストラが制作したムーミンを題材とした模型の数々です。寄贈されたものの中には、トーベ・ヤンソンのその他の芸術作品やオブジェなども含まれました。

美術館はムーミン谷博物館にて1987年から2016年までの間、そのコレクションを展示してきました。2016年10月の終わりにこのミュージアムは一旦閉館となり、そしてタンペレホールに場所を移しました。この引越しに伴い、名前もムーミン美術館と一新しましたが、コレクションの名前はタンペレ美術館ムーミン谷コレクションと以前の名前のままです。

トーベ・ヤンソンが1945年から1977年のあいだに手がけた12冊のムーミン本の挿絵こそがコレクションの心臓部となっています。ほぼすべてのムーミン童話の挿絵はインクと紙または厚紙で描かれたものです。その他50点ほどのガッシュや水彩画があります。スクラッチ技法の作品は数十点、ウオッシュ、ウオッシュとインクを組み合わせた作品も数点あります。作品は基本的にはどれも小さく、挿絵で使われたサイズに近い大きさです。

コレクションで大事なのはムーミン本の原画はもちろん、そのスケッチ、習作、実際には使われなかった別バージョンの絵などです。スケッチや様々なバージョンの絵を通してトーベ・ヤンソンは挿絵一つとどのように進化させていくのかを見ることができます。

トーベ・ヤンソンのコミックスの絵や表紙絵、さらにスケッチは全部で207点。ここにはヤンソンにとって初めてのムーミンコミックスが含まれます。これはフィンランドのスウェーデン語系向けの文化紙ニューティッドで1947年に発表されました。またコレクションにはトーベ・ヤンソンの雑誌イラストや表紙画が500点ありますが、大部分は風刺雑誌ガルムに掲載されたものです。

コレクションにはムーミンの挿絵の他に、200点以上のトーベ・ヤンソンが手がけた他の本への挿絵があります。数多くの児童書の挿絵を担当しており、その中にはルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』やトールキンの『ホビット』と言った児童書の定番などもあります。

アートコレクションにはその他に41点の立体模型があります。うち二つがムーミン屋敷で、ここにはソルサ公園に設置されたムーミントロール像も含まれています。立体模型は主にトーベ・ヤンソンのパートなでグラフィックアーティストのトゥーリッキ・ピエティラが手がけていますが、二人の友人で医師のペンッティ・エイストラも製作者に名前を連ねることがあります。ヤンソンは本人の話によると、立体模型の制作では助手として参加していたということです。

細ごまコレクション

さらに注目すべき特別なコレクションは1993年に61箱にも及ぶ細ごまとした寄贈による追加コレクションです。パラフェルナリアと言う言葉はヤンソンとピエティラがスウェーデンアカデミーの用語集の中から見つけた言葉です。フィンランド語ではなんというか、近いものを考えて「細ごま」と訳しています。以前のアートコレクションを細ごまと補う物で、ここには立体模型のキャラクターたち、立体模型の材料、写真やスライド、往復書簡などが含まれています。