期間限定のムーミン美術館がタンペレ・ピルッカラ空港に登場

6月にオープンするムーミン美術館がタンペレ・ピルッカラ空港の第1ターミナルにトーベ・ヤンソン作『ムーミン谷の冬』の世界をお届けします。ムーミントロールからフィリフヨンカまで、ムーミンでおなじみのキャラクターたちがターミナルのあちこちに。またムーミン谷の住人たちに導かれながら保安検査あとのスノーキャッスルまでやってくると、そこには小さな美術展が行われています。展示作品はトーベ・ヤンソンの『ムーミン谷の夏まつり』の原画を用いたデジタルプリント。外の天気が優れず気がのらないときでも、この展示があれば、待ち時間も退屈知らずです。魔法の冬、トーベ・ヤンソンの描く夏の風景…ムーミンたちの世界にひたる、心地よい時間をお過ごしください。

「ムーミンはフィンランドの文化です。こうして空港で展示できること、空港を利用される皆さんに新しい楽しみを提供させていただけることを嬉しく思っております。また空港を窓口にして、年間何十万もの人々が移動されます。この地域の重要な新しい美術館をご紹介でき、光栄です」と、フィナヴィアの地域長でタンペレ・ピルッカラ空港の代表マリ・ヌルミネンは言います。

夏にオープンするムーミン美術館のキックオフ的な期間限定ムーミン美術館は1月27日からムーミン美術館オープンまでの期間、タンペレ・ピルッカラ空港で開催されます。

タンペレ美術館は世界でひとつのムーミン美術館を2017年6月17日、タンペレホール内にオープンします。ムーミン美術館はトーベ・ヤンソンのムーミン本の原画と立体模型をもとにしています。これらはトーベ・ヤンソンが1986年に寄贈したもので、寄贈作品数は2000点以上にのぼります。美術館が所蔵するコレクションの一部は、これまでも30年にわたりタンペレのムーミン谷博物館(2016年10月に閉館)で展示されてきました。装いも新たにオープンするムーミン美術館では、これまで同様に臨場感ある原画や立体模型の展示だけでなく、これまで以上の展示数や内容で皆さんをお迎えします。またタンペレホール内には、さまざまな言語のムーミン本が読めるムーミン美術館ライブラリー、ムーミングッズも取り揃えるタンペレホールショップもあります。また2017年5月8日まで、タンペレホールのウィンターガーデンにて「メイキング・オブ・ムーミン美術館」と題した展示を開催中。ムーミン美術館ができるまでの様子をご覧いただけます。

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